プラトン第44回BBL『精神科臨床医から見た、うつ病について』の開催報告

2008年03月11日 21:00 | BBL開催報告

 公共政策プラットフォーム(プラトン)は3月5日(水)、第44回BBLを開催いたしました。

 今回は、『精神科臨床医から見た、うつ病について』と題し、日々、病院で患者さんと向き合いながら診察を行っている岩波明氏(埼玉医科大学精神医学教室准教授)をゲストスピーカーとしてお招きしご講演頂きました。
 当日は、国会議員、政策研究者、マスメディア、大学生、一般の方々等、60名近くの参加者がありました。

 近年、わが国において、うつ病およびその結果としての自殺者が急増していること。うつ病の初発年齢は若年化し、幅広い世代にこの疾患が存在していること。日本の自殺率は、先進国中最も高く、自殺者は男性に多く、年齢では中高年が多数を占めること。自殺率は失業率と相関し、不安定な雇用の影響が大きいと考えられること。行政あるいは医療による、うつ病および自殺対策は、十分に機能していないこと。終身雇用の崩壊、リストラの一般化、非正規雇用の増大などによる職業関連のストレス増大が常態化したこと。自殺既遂者は本格的な精神科治療のルートに乗らない場合が多いこと。など多くの問題点の指摘がありました。

 今後も国会開会中、BBL(昼食持込型勉強会)を毎週開催いたします。
 皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。


当日の要旨(『プラトンBBL―第7号―』)はこちら。(PDF:312KB)


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ゲストスピーカー:岩波明氏

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